異次元のコスパ性能 CPU で、小型パソコンを自作しました。
購入部品
今回の購入部品です。総額約7万8千円でした。
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グラフィックボード GTX 1650 -
メモリー DDR4 PC4-24000 8GB 2枚
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CPUクーラー 白虎 弐 -
ストレージ M.2 NVMe SSD 250G
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電源ユニット 550W -
PCケース RAIJINTEK METIS PLUS
組み立て
マザーボードに、CPU とメモリーを実装します。このメモリーは、白色のヒートシンク付で上面が光ります。
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CPUとメモリー実装
次に、ストレージ M.2 NVMe SSD 250G を実装し、マザーボードに標準実装されているヒートシンクを取り付けます。
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Windows 起動ドライブになります -
ヒートシンクを実装
CPUクーラーと、電源およびグラフィックボードを実装し、PCケース内に収納します。
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CPUクーラーを実装 -
電源とグラフィックボードを実装
電源を投入しました。マザーボードとメモリーが光ります。
サイドパネルを取り付け、完成です!
このPCケースのサイズは、幅:190 x 高さ:254 x 奥行:277 mm とコンパクトです!
性能テスト
CPUの性能は、ベンチマークアプリ CINEBENCH R20 で計測し、グラフィック性能を含む性能テストは、FINAL FANTASY XIV ベンチマークで計測しました。
昨年自作した、Core i7 9700 | 今回自作した、Ryzen5 1600AF |
CPU価格:45,948円 | CPU価格:10,978円 |
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Intel Core i7 9700 -
Ryzen5 1600AF
今回自作した CPU Ryzen5 1600AF の価格(購入時)は、Core i7 9700 のわずか4分の1の価格で、Core i7 9700 に比較して 86%の性能が出ています。異次元のコスパ性能ですね!
次に、グラフィックを含む性能を、FINAL FANTASY XIV ベンチマークで計測しました。
1920×1080 最高品質 ウィンドウモードです。
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Core i7 9700 + GTX 1660 -
Ryzen5 1600AF + GTX 1650
このベンチマークテストでは、CPU とグラフィックボードの性能差が大きく結果に現れますが、今回自作したPCでも非常に快適の評価で、この程度のゲームは十分楽しむことが可能です。
CPUクーラーの冷却性能も計測しました。CINEBENCH R20 を実行し、CPU に100%負荷をかけた時の CPU 温度計測です。
100%負荷時でも、最大69℃でした。CPUクーラー白虎 弐は、ほんとに良く冷えます。おすすめです!
まとめ
今回購入した Ryzen5 1600AF は 6コア12スレッドの性能を有しているにも関わらず、わずか1万円程度の価格とコスパの良さが秀でています。
12スレッドのタスクマネージャー表示は、圧巻ですね!
今回は、グラフィックボードを搭載した小型PCを制作しましたが、ケース内に余裕がなく電源コードを含め配線の難易度は高めでした。
さらにCPU Ryzen5 1600AF は、Ryzen5 2600(現在価格.comの最安値:18,480円)の周波数を少し落とし低価格で発売されたことで大人気となり、入手にかなり苦労しました。
また Ryzen5 1600AF は、グラフィック回路を内蔵していないので、別途グラフィックボードを用意することが必須となります。
今後は、様々な利用シーンを運用しながら、性能不足を感じた場合は部品を強化しながら使用していこうと考えています。