自作PCに Windows11 をインストール

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自作PCに、Windows 11 をインストールしました。

2022年1月に CPU Intel Core i7-12700 搭載で自作したPCですが、Windows 10 で運用していました。
このPCが、Windows 11 の要件を満たしているか調べたところ。

Windows 11

条件を満たしていることが分かりました。

Microsoft から、あの手この手でインストールする導線を引いてきます。これは、導線のほんの一部です。

拒否を続けるのも面倒になったので、この際 Windows 11 をインストールすることにしました。

Windows 11

私のPCのデスクトップには、ゴミ箱以外何もアイコンを置かないことにしています。

タスクバーのアイコンがセンタリングされて、真ん中に寄っています。アイコンの位置を左側に設定変更も可能です。

①タスクバーの何もないところで右クリックし、「タスクバーの設定」を表示
②「タスクバーの動作」をクリック
③タスクバーの配置で「左揃え」をクリック

Windows 11

これで、Windows 10 と同様にアイコンが左寄せで表示されます。

Windows 11 をインストールしてから、よく使用する以下のアプリの動作を確認したところ、今のところ特に問題なく動作しているようです。

Google chrome
Thunderbird
Microsoft Office 2021
Adobe Lightroom Classic
Adobe Photoshop

Windows 11 のメリット

①インストールは、無料です。
Windows 10 から、無料で Windows 10 にアップデートすることが可能です。
Windows 7 やWindows 8 からも、無料でアップデート可能なようですが、おまりおすすめできません。特に、Windows 7 からはクリーンインストールされるため、データをバックアップしておく必要があります。

②セキュリティの向上
古いハードウェアにはインストールできず、セキュリティの高いハードウェア要件が必要です。このために、セキュリティの高い運用環境となります。

Windows 11でインストールできるハードウェアの要件は、以下の通りです。
・UEFI搭載
・セキュアブート有効
・Trusted Platform Module(TPM) 2.0チップ搭載
が必須です。

UEFI は、PCでWindows OSが起動する前に実行されるプログラムです。
セキュアブートは、不正に改ざんされたOSやソフトウェアの実行を防ぐ機能です。
TPMは、セキュリティチップです。
これらの機能が搭載されていない古いPCでは、Windows 11へのアップグレードは行えないことになります。

③Windows 10 とあまり変化がない。
特に Windows 11 だから変化したという点が、ファイルエクスプローラー以外あまり見受けられないため、今までと違和感なく使用することが可能と思われました。

Windows 11 のデメリット

①ハードウェアのシステム要件が高い
Windows 11 のシステム要件は、Windows 10 と比べより高機能なハードウェアが必要になっています。
システム要件を満たしていない場合には、新しいPCに買い替えるか、システム要件に適合するメモリー増設などを行う必要性があります。

②Windows 11 未対応のアプリケーションもあるかも
Microsoft 純正アプリケーション以外の各アプリケーションは、アプリケーション販売会社が対応するため、対応の遅れや未対応となるケースも考えられます。

③ファイルエクスプローラーの操作に慣れが必要
ファイルの切り取り・コピー・名前の変更がアイコン表示になったため、操作に迷うことがあります。
今までは、右クリックで表示されるメニューで操作可能でしたが、エクスプローラー内のアイコンをクリックする操作に変更になりました。

④エクスプローラーで、フォルダーを新規タブで開くと落ちる(不具合?)
私のPC環境の問題なのか、フォルダーを新規タブで開き、ファイルやフォルダーを選択して右クリックするとエクスプローラーが落ちます。
タブ間で、切り取り→貼り付けを行う時に落ちるので、ファイル移動ができません。

まとめ

Windows 11 の CPU と GPU の必要スペックは、以下のとおりです。

CPU
・Intel CPU: 第8世代Coreシリーズ以降 (Pentium, Celeronも含む)
・AMD CPU: Zen2世代以降 (Athlon も含む)
GPU
・DirectX12

Intel CPU: 第8世代CoreシリーズやAMD CPU: Zen2世代では、デスクトップ版の CPU であれば、最低要件でも Windows 11 は動作可能と思われますが、ノートPC版の CPU では低発熱・低消費電力の必要性から、動作クロックが抑えられているため、Windows 11 を快適に動かすには少し荷が重いことが考えられます。

Windows 11 へのアップグレードは、システム要件など情報を集めながらアップグレードを検討することをおすすめします。システム要件を満たしていて、セキュリティを重視する方は、Windows 11  へのアップデートをする方向で進めて良いと思いました。

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